スタッフブログ
足関節捻挫を繰り返している人へ
こんにちは!新座市和整骨院の服部です。
スポーツをしている多くの人が、足関節捻挫を経験したことがあるのではないでしょうか?
ちなみに僕も足関節捻挫を何度も繰り返していました。
ひどいときは垂直跳びの検査でジャンプをしたときに、着地の際、何もない平らな床で足を捻り、捻挫しました。
今回はそんな足関節捻挫を繰り返している方や、寒い時期になると痛みが出る人に是非、読んでいただきたい内容です。
【なぜ足関節捻挫は繰り返し再発しやすいのか】
慢性足関節不安定症という言葉があるように、足関節は高い再発率と長期的なパフォーマンス低下の原因となる可能性があります。
では、どうして繰り返し捻挫をするのでしょうか?
足関節捻挫の既往歴がある人は腓骨筋の筋力不足で足が内反しやすく、足部外側荷重になりやすい傾向にあります。
また、足部外側荷重であれば、バランス能力が低下し、再度、捻挫になる可能性があります。
足関節捻挫をし、痛みが取れたから終わりではなく、その後、捻挫した原因である腓骨筋の筋力強化、内反足修正、膝関節内反修正、バランス能力の改善をする必要があります。
【片足閉眼テストのやり方】
では、バランスの能力をどう評価するのでしょうか?
評価方法は色々ありますが、今回は山田先生に片足閉眼テストをしていただきました
山田先生は、元々サッカー部で足関節捻挫を繰り返しており、リハビリやケアはあまりせず、スポーツ復帰していたそうです。
今年7月ごろにスケートボードで着地の際に、右足首捻挫を再発しましたが、現在は痛みなどなく、日常生活に支障がないとの事でした。
それでは、片足閉眼テストをしていきましょう!
片足閉眼テストのやり方
- 片足立ち
- 上げている足の股関節90度曲げる
- 手は腰に当てる(※手を広げてもいいです)
- 足がずれないように支持する。足の位置がずれた時点で終了
年齢によって秒数は違いますが、20代なら30秒はできてほしいところですが、山田先生の場合は、20秒ほどで足の位置が大きくずれてしまいました。
【片足閉眼テスト陽性の場合】
足関節捻挫の片足閉眼テスト陽性の場合、再発率は陰性に比べ2倍ほど高くなるというデータもあります。
片足立ちができないと、スポーツ競技パフォーマンスの低下、日常生活においては歩行時の不安定性も考えられます
安定性や支持機能、筋発揮がしっかり働かなければ再発してしまうので、バランス能力は非常に大事になります。
痛みがなくなったから良くなったわけではなく、障害再発防止、予防、機能的に体が使えるようになることが大事です。
ちなみに、山田先生にバランスディスクを使って、片足立ちをしてもらい、もう片方の足で大きく振り子のように縦に動かしてもらったのですが、かなり不安定でした。
この動きはサッカーのキック動作と類似しているので、この動きで不安定になるということは、キックの安定性や接触しながらボールを蹴ることが苦手の可能性が考えられます。
【和整骨院の取り組み】
和整骨院では、足関節捻挫に対して、包帯あるいはテーピング固定を行い、関節可動域の回復を行うほか、必要であれば機能訓練も行います。
今回の片足テストのほか、腓骨筋のトレーニングなど、症状に応じて対応しております。
捻挫程度と甘く考えず、靭帯損傷を起こしていて、回復には時間がかかる。
また、痛みがないからと動かすと再発しやすいので、リハビリもしっかりこなさないといけないということを念頭に置いて頂けたらと思います。
現在、捻挫でお悩みの方や捻挫を繰り返している人は是非、ご相談ください。
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